会長挨拶
ご挨拶
会長 柗下 英志
会長 柗下 英志

 令和5年度を迎え、関係各位におかれましては、当協会に対し深いご理解、ご高配を賜っておりますことをここにあらためて御礼申し上げます。
 昨年度は、新型コロナウイルスの余波が周期的に繰り返される中、建設コンサルタントは、「継続すべき業務を担う業界」として、社会資本の整備や保全に真摯に取り組み、その役割を果たし続けてまいりました。そのコロナ禍もようやく一段落し、社会全体が新たなフェーズに向かおうとする兆しが見えてまいりました。
 感染症への不安は落ち着きを取り戻しつつあるものの、水害や地震などの自然災害は、近年頻発化・激甚化する傾向にあり、あらためて「安全で安心な社会」への希求が高まりを見せております。また、コロナ禍を経て急速に進展したリモートワークや二地域居住など、働き方や暮らし方にも変化が生じており、アフターコロナの新しい生活様式を見据えたまちづくりが求められております。
  一方、山梨県においては、中部横断自動車道の山梨・静岡間の開通など、広域幹線道路ネットワークの強化が進展したことから、今後はリニア中央新幹線の開業も視野に入れた、ストック効果の高いインフラ整備に期待が寄せられています。
 こうした状況の中で、建設コンサルタントを取り巻く環境も大きく変化しており、担い手の確保・育成や ICT 技術、3次元設計への対応などは喫緊の課題となっております。そのため、当協会では講習会や研修会といった自助努力に加え、発注者や関連業界の皆様との意見交換の場を通じて、技術力や生産性の向上に取り組んでいるところです。
 今後とも、山梨の県土づくりにおける行政の良きパートナーとして、また、地域の守り手として、安全で快適な社会資本の整備や保全に貢献していく所存です。
 関係各位におかれましては、県内建設コンサルタント企業で構成する当協会に対し、なお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。  

令和5年5月
一般社団法人 山梨県建設コンサルタンツ協会
会長 柗下 英志

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